第3球「もう一つの萬月」(2001.2.15)

 我々TWINSが活動を終えると必ず立ち寄る店がある。それは新宿御苑駅に程近い赤提灯「萬月」です。神宮外苑では知れた顔の板さんとお姉様が切り盛りしている小さなお店。
 熱狂的な巨人ファンで知られる板さんは巨人の高橋が打席に入っている時はオーダーを受け付けてくれないことでも有名。うちの主将は30歳超えてるのに「明太オムレツ」が大好物で真っ先に注文してますが…。

 ま、それはそうとして、先日僕は親友りえぞう(仮名)と一緒に飲む機会があり、たまたま本屋で立ち読みしていた雑誌に出ていたのと、僕が外装を見て気になったお店が一致してそこに向かうことに。その店の名はなんと「萬月」。  落ち着いた雰囲気の店で、小さな七輪で魚やら肉やら焼いて味わえしかも結構リーズナブルで…と。とにかく、僕らはがんがん飲みまくり、後は野となれ山となれと。
 ある意味好対照(?)ではあるけど、結局どっちの「萬月」も大変美味い酒を飲むことができる処だということを言いたいわけですよ。いやホントですよ板さん。ホントだって。板さんの店好きだよホントに。

 ところで、草野球の大きな楽しみは「勝負」と「遊び」の一見好対照な二つを同時に味わえることなのではないかと思うのです。一発勝負のトーナメントの緊迫感も堪えられない魅力があり、星取りを気にしながらある意味先々を見据えたリーグ戦にもまた別の魅力があると思うのです。

 勝ち負けだけに拘るのも疲れるし、とはいえあのぴりぴりした緊迫感も味わいたいし。チームとしてはどちらにも取り組んでいけるだけの器が欲しいと思うのは僕だけでしょうか。先日のミーティングでは、ここの部分を話す機会があまりなかったのでこの場を借りて物申してみました。そう!。二つの「萬月」のように。欲張りでしょうかねぇ…。