第16球「It's My Life」(2001.5.16)

 BONJOVIという世界的ロックグループがいる。皆さんご存知のことと思う。かれこれ20年の活動になるという。かくいうメタル少年でもあり今もロックを聴きつづけている俺にしてみれば、俺が音楽を聴き始めた頃に彼らが成功を収め、そして紆余曲折を経てもなおいまだに第一線で活躍している、という非常に貴重なバンドなのである。

 第一線で活躍している…とはいえ、このバンドは何度も解散の危機を迎え、それを乗り越えている。しかもメンバーチェンジが殆ど無く(まぁベーシストは脱退してバイクショップのオーナーになったが)今に至っている。これは実は凄いことで、ロックの世界を見渡してみても、AEROSMITHやBEATLESくらいしか思い浮かばない。まさに「継続は力なり」のお手本のような活動ぶりである。これくらい長く俺も活躍していたいものだ。

 さて、彼らが2000年に発表したアルバム「CRUSH」のトップにこの曲は収録されている。その曲の名は題名にも書いた「It's My Life」だ。この曲のサビはこんな歌詞になっている。

It's my life これが俺の人生さ
It's now over 今でなきゃダメなんだ
I ain't gonna live forever かぎりある命
I just want to live while I'm alive その命あるかぎり、精一杯生きたい
(lt's my life) (俺の人生なのだから)
My heart is like an open highway この心は開かれたハイウェイ
Like Frankie said フランキーが言ってたみたいに
I did lt my way 我が道を歩んできた
I just wanna live while I'm alive 命あるかぎり、精一杯生きよう
lt's my life それが俺の生き方なのだから


 どうです。この前向きな歌詞は。昨今の日本の歌謡曲の内向的な歌詞に辟易している俺は、こういう曲を聴くと無条件に野球をしたくなる。「かぎりある命」とは、今野球ができる状況にいることに感謝する、そんな思いを代弁しているのだ、と俺は思っている。少しTWINSの活動が滞っていたが、夏に向け、前向きにやっていきたいと思う。

 俺自身色々と趣味を持ってはいるが、今の俺の一番の楽しみは野球をすることだ。どこまで今の状況を維持できるかわからないけど、やっぱグラウンドに行かないとな。それが俺の生き方なのだから。